2004年入社 さん(設計歴15年)
ロボットシステム
派遣先のリーダーとして
設計の標準化や若手の教育などを
担う。
某メーカーのロボット部門に入業(客先派遣のこと。以下”入業”で統一)して、通算14年以上になります。私たちが大切にしているのは、失敗や間違いを犯してしまうことがあっても誠意をもって対応させていただくこと。そうして日々の信頼を積み重ねてきたからこそ、リーマンショックなどの不況時以降も多くのダイセキ社員が入業継続させていただけているのだと思います。
現在は、入業先のチームリーダーに任命されており、設計業務やチームのマネジメントはもちろん、設計の標準化や若手の教育、入業・請負(ダイセキ社内で遂行する仕事)の連携統括なども任せていただいております。
特に入業・請負の連携統括についてお話ししますと、客先では人手が足りなくて滞留している案件が多々ありますが、その案件をダイセキ社内に請負として連携するだけで終わりではなく、まずは私自身がしっかりと業務内容を理解するように努めています。その後、客先とダイセキ社内の間に立って業務完遂へと進めることにより、客先担当者の方の手間を大きく削減できることになります。人手が足りなくて困っているお客様に『助かりました』というお言葉をいただく事はこの仕事を継続するうえでのモチベーションとなっています。
いつもダイセキの看板を背負っているという意識を強くもちながら、ダイセキメンバーとともにお客様のもとで日々の仕事に取り組んでいる姿勢が、お客様から高い信頼をいただいている結果につながっているのだと思います。
ダイセキを選んだ理由
前職でも機械設計の仕事をしていましたが、もっと上流工程の設計にかかわり 高い専門技術を身につけたいとの理由からダイセキに転職しました。
ダイセキはメーカーとは違い、他の職種に配属転換されることなく、生涯設計に専念できるのが魅力的でした。また、さまざまな製品の設計にも関われるのも自分に合っていると感じましたね。
これから入社してくる方へ
ダイセキは、若手・ベテランを問わず自身のスキルを正しく平等に評価してもらえる環境が整っており、スキルを伸ばすための教育プログラムも大変充実しています。また、自分がやりたい設計など、意見も言いやすい風通しのいい社風を持つ会社だと思います。
ダイセキではさまざまな設計業務に携わることができるので、まだ自分の進みたい方向性が定まっていないという若手の方も、働きながら模索していけると思います。
入社後のキャリアステップ
1年目~
入社後半年までは事務所勤務(請負)。某メーカーのロボット部門のロボットハンド設計や車両関係の設計補助を通して、先輩から設計を教わる。
2年目~
1年目に関わったメーカーのロボット部門に入業。
ロボット付帯機器の設計を通し、さまざまな機械要素の知識、現物に触れる大切さを学んだ。
12年目~
ダイセキ本社にてビジネスユニット長(事業統率マネージメント)に就任。
会社経営の幹部の経験を通じて、設計だけでは得られない新たな視点をもつようになった。
13年目~
1年目から長く関わってきたメーカーのロボット部門に再入業。
以前の入業時とは違い、リーダーとして入業先のメンバーを統率する役割を担う。
自ら設計するとともに、チーム内タスクの標準化や入業メンバー/事務所請負メンバーの教育に注力。